海や港湾を学んで楽しむ「大分みなと祭り」が、8月25日から大在公共埠頭(大分市大在)で開かれている。
大分港振興協議会(佐藤樹一郎会長)の主催。港湾の重要性について県民に広く知ってもらう目的で初めて開催した。
大分海上保安部の巡視船「やまくに」を使ったレンジャー訓練、ヘリコプターによるつり上げ救助訓練、「やまくに」と消防機能を強化した巡視船「ゆふぎり」の一般公開などを行うほか、「港湾」関連のブースを複数設置。同保安部では巡視船ペーパークラフトの無料配布(一日・100個)、制服着用サービスなども実施する。ホーバー継承の会のブースでは小型ホバークラフトのリモコン体験などができる。
25日は好天にも恵まれ、家族連れら大勢が来場した。9時45分からのレンジャー訓練では、子どもたちが救助用ロープのけん引役として参加。10時30分から公開された巡視船見学では親子で作戦室の席に着いたり、操縦席に座ったりして普段は入れないエリアの空気感を満喫した。海上保安庁のキャラクター「うみまる」も来場し、制服姿の子どもたちとの記念撮影に応じるなどして祭りを盛り上げた。ほかにも大在コンテナターミナルなどの見学会も行われた。
26日も巡視船の一般公開を行うほか、9時30分からレンジャー訓練、11時30分からつり上げ救助訓練を実施する。13時30分まで。入場無料。