商店街に置いた50台以上のこたつで年の瀬を楽しむ「まちなかお座敷大忘年会 ~こたつdeポン!!~」が12月30日、大分市のガレリア竹町ドーム広場(大分市中央町1)で開かれる。
「街を遊び場に」をテーマに3年前から開催している。会場に畳を敷き詰め、譲り受けたり、借りたりしたこたつ数十台を設置。新しいコミュニケーションの場として、市民や観光客らに開放する。大分市中心部の商店街で購入した飲食物のレシートを提示すると入場できる。
今年は55台以上を用意する予定。各こたつに使い捨てカイロ数十個を入れ、サービスのみかんを置く。個人でも家族やグループでも利用可能で、飲食やゲームなどを楽しむことができる。
昼と夜の2部構成で開催。12時から親子で楽しめる「手形・足形アートワークショップ」(紙・道具代500円)、それぞれの「今年の漢字」を書く書道イベント(投げ銭)を行う。17時からは忘年会会場として開放。ミニコンサート、和太鼓演奏なども開く。
実行委員会では、来場者は昨年と同じ約700人と見込んでいる。実行委員の河野忍さん(32)は「昼の手形イベントは親子の歴史づくりにぴったり。夜は年末で帰省している人とのプチ同窓会にも利用できる。こたつに入って大分の面白い年の瀬を満喫してほしい」と呼び掛ける。
開場時間は昼=12時~16時、夜=17時~21時。
実行委員会では、こたつ、こたつ布団、毛布、はんてん、丹前などの寄付や持ち込みを受け付けている(クリーニング代あり)。ほかにも会場設営と撤収、運営管理のボランティアや当日のパフォーマーも募集している。問い合わせは実行委員会・河野さん(TEL 080-4275-5212)。