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大分市の護国神社で梅まつり 赤ちゃん相撲、決まり手は「涙」と「笑顔」

110組の親子が参加した赤ちゃんの泣き笑い相撲

110組の親子が参加した赤ちゃんの泣き笑い相撲

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 大分市の県護国神社(大分市牧、TEL 097-558-3096)で3月3日、ぶんご梅まつりが開かれた。恒例の赤ちゃん泣き笑い相撲では110組の親子が泣き声や笑顔を競い合い、満員の会場を沸かせた。

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 地域の子どもに楽しんでもらう行事として毎年3月の第1日曜に開いている。今年で28回目。赤ちゃん相撲のほか、梅干しの種飛ばし大会、境内を走るミニマラソンといった風変わりなイベントを実施した。

 10時の開会後、神楽殿で川添なのはなクラブの子ども和太鼓、上戸次子ども神楽クラブがそれぞれ演奏や舞を披露。ステージの上から梅干しの種を口から飛ばすイベント大会では55人が飛距離を競った。

 儀式殿で行われた赤ちゃん相撲には110組の親子が参加。ステージを「土俵」に見立て軍配を手にした行事がさばくという本格的な形で、先に泣くか笑った方が勝ちというルールで行った。

 会場は参加者の家族らで「満員御礼」のにぎわいとなった。取り組みは東と西の「土俵入り」から始まり、行事が「はっけよい、残った」と声を掛けると、それぞれの親が赤ちゃんをあやして鳴き声や笑顔を誘った。大分市の主婦は1歳の長男を抱いて出場。「笑って勝つと思ったが、まさかの号泣に驚いた。勝ち名乗りを受けられて良かった」と笑顔で話していた。

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