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「このままだと100%当たる」 大分県が「ジビエスタンプラリー」応募条件緩和

「応募数が増えれば」と気をもむ担当者

「応募数が増えれば」と気をもむ担当者

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 大分ジビエ振興協議会(事務局・県森との共生推進室、TEL 097-506-3876)は3月15日まで実施している「ジビエスタンプラリー」の応募条件を「スタンプ3つ」から「1つから」に引き下げた。3月4日現在、当選数218本に対して応募数15件という現状に対する緊急措置。担当者は「このままだと当選率は100%。思いは複雑だが応募数が増えることを願っている」と気をもんでいる。

 スタンプラリーはイノシシやシカ肉のジビエ料理の浸透を図る目的で2月9日から実施。特賞はジビエを使ったフランス料理のコースペア食事券(2万円相当、2本)、A賞はイノシシ鍋やシカ肉ソーセージなどのセット(1万円相当、3本)、B~D賞は5,000~3,000円相当の県産ジビエ関連商品(90本)で、参加賞(1,000円相当)でもジビエ商品が123人に当たる。応募は参加20店のうち3店でジビエ料理を食べ、専用はがきにスタンプを押してもらい、3つためて切手を貼って郵送する形を取っていた。

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 期間中はコマーシャルなどを通してスタンプラリーをPR。2月に開いたジビエイベントでもスタンプ1つを押した応募はがきを約600枚を配布するなどしてきたが、反応は極めて希薄。応募開始から3週間たった時点で届いたハガキは12枚にとどまっていた。

 事務局担当者は「イベントも大いに盛り上がり、県民のジビエに対する興味の高さを肌で感じただけに信じられない思い」と困惑するが、ラリー参加者からは「チャレンジしたいが自宅から遠い店が多い」「日曜に営業していない」「県内に店が点在し、しかも夜だけの営業の店もある。その中で3つ集めるのは大変」などの声も多く寄せられていたという。

 こうした状況を受けて3月1日からスタンプ数によって抽選を受けられる範囲が変わる仕様に変更。スタンプ1つは参加賞、2つはB~D賞と参加賞、3つは全ての賞品を対象に抽選することにした。3つを集めると「特賞・A賞」「B~D賞」「参加賞」の順で3回の抽選が受けられる。スタンプ2つも同様に抽選機会が2回に増える。「初めての試みで反省すべき点も多々あった。条件を緩和したことで応募も3件増えた」と担当者。

 料理については、道の駅せせらぎ郷かみつえ(日田市)のジビエカレー(780円)、バーガーショップUSA(宇佐市)の戦国バーガー(500円)、山香温泉風の郷(杵築市)のしし煮込みうどん(972円)、レストランうめりあ(佐伯市)のししラーメン(800円)などいわゆる「一品料理」が人気で、「こういった店ではスタンプもたくさん押している」という。

 応募方法に関しては郵送のほか、県庁舎本館8階の森との共生推進室への持ち込みも可能とした。担当者は「イベントで配布したものと合わせて『スタンプ1つ』を家で眠らせている人も多いと思う。そのまま応募してもいいし、スタンプを2つ、3つと増やすほど上位賞品が当たるので挑戦してみてほしい」と呼び掛けている。

 3月15日の消印有効。応募はがきの付いたリーフレットは参加各店、県内の道の駅、18市町村の観光案内所などで配布している。

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