参加者がコンピューターゲームやボードゲームを持ち寄って楽しむ「BEPPU ONSEN LAN(別府温泉LAN)」が3月30日・31日、別府国際観光港さんふらわあフェリー乗り場2階イベント会場(別府市汐見町)で開かれる。有料入場の大人1人につき小中学生3人まで無料で入場できる。
大分県eスポーツ連合(西村滉兼会長)が観光誘致を目的に初開催。会場に「Local Area Network(LAN)」やスクリーン、ステージなどの環境を整え、オールナイトで開放し、機器を持参した参加者同士で楽しんでもらう。同連合によるとこうした「LANパーティー」のスタイルは世界ですでに30年の歴史があり、近年、日本でも東京などで盛んに開かれているという。
プロチーム「花天月地」と地元大分のFPSゲーマー軍団対戦、ぷよぷよeスポーツ大会などを盛り込むほか、高スペックのゲーミングPC体験コーナーや自由に遊べるゲームエリアも用意する。カキ漁師の肩書を持つ異色のMC「マラさん」、別府市宣伝部長「べっぴょん」も来場する。
「おんせん県」ならではの仕掛けも多数。会場に8人用足湯おけを2つ設置するほか、レンタル浴衣100着を無料で貸し出すサービスを行う。「温泉といえば」の卓球台も用意する。
入場券は3月9日に販売を始め、モニター付き席(8,000円)が2日で完売したほか、その他の券も売れ行きは好調で残りわずかという。西村会長は「この空間を特に小中学生の次世代に味わってほしい。入場無料にしているので親子で足を運んでもらえれば」と呼び掛けている。
30日10時開場、12時スタート。終了は3月31日16時。入場料は大人(20歳以上)=1,800円、高校生・大学生=1,000円。小・中学生は20歳以上の保護者1人につき3人まで無料。小・中学生は17時、高校生・大学生(19歳以下)は20時退場。