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大分市の中心街に「巨大寝ころび招き猫」出張 ラグビーW杯の応援団長に

大分市の中心街に登場した「福猫ふくにゃん」

大分市の中心街に登場した「福猫ふくにゃん」

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 木彫りの「巨大寝ころび招き猫・福猫ふくにゃん」が4月16日、大分市の中心街に登場した。お膝元の豊後大野市から出張。「応援団長」としてラグビーW杯日本大会(9月20日~11月2日)の大分開催を盛り上げる。

「福猫ふくにゃん」除幕式の参加者

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 昨年開かれた国民文化祭と全国障害者芸術・文化祭の際に豊後大野市の目玉として制作、朝倉文夫記念公園に展示された。長さ10.4メートル、高さ3.7メートル、幅2.5メートルで重さは8トン。その大きさとかわいらしい姿で大勢の来場者を呼び込んだ。

 移設は県などが企画。4月14日から15日にかけて胴体、左前足、尻尾の3つに分けて移送し、国道197号(昭和通り)と中央通り交差点の北側東エリアに設置した。大分でのお披露目に合わせて左前足に「TRY!」と書いた応援で使うハリセン状のメッセージボードを取り付けた。

 4月16日は16時から除幕式を開催。関係者14人がひもを引いて幕を下ろし「ふくにゃん」が姿を見せると、見物客から歓声が上がった。式では広瀬勝貞県知事が「ワールドカップ開催を盛り上げようと長期出張してくれた。大きな福をもたらしてほしい」、豊後大野市の川野文敏市長が「平成から令和という時代の節目に大分で活躍してくれると思うとうれしい」とあいさつ。制作に当たった彫刻家の深井隆さんは「応援団長として頑張ってほしい」とエールを送った。

 「ふくにゃん」の到着を心待ちにしていたという大分市の主婦・大塩孝子さんは娘の美和ちゃん(4)と来場。ふくにゃんを触ったり、スマホで撮影したりしながら「大きいし、全部木でできているなんてすごい」と笑顔で話していた。

 展示は11月30日まで。

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