大分経済新聞の2019年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、6月1日に配信した「大分オーパ開店」の記事だった。オーパ関連では、関係者向け内覧会の様子を紹介した一報が3位、概要発表のニュースも6位にランクイン。大分市の中心街に登場した「食のテーマパーク」への期待の高さをうかがわせた。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 大分市中心街の「大分オーパ」開店 「食のテーマパーク」初日からにぎわう(6/1)
2. 大分駅ビルに「プレスバターサンド」の期間限定店 話題商品求め初日から列(3/20)
3. 大分市の「大分オーパ」店内公開 「美食トレンド」発信するファッションビルに(5/30)
4. 大分県の「昭和電工武道スポーツセンター」完成 大型連休中に無料イベント(4/26)
5. 大分市の「うみたまご」にアザラシの赤ちゃん 今だけの白毛姿でお出迎え(4/6)
6. 大分市中心街の「大分オーパ」 「食」を柱に6月開業へ(4/25)
7. 大分市で「令和」カウントダウンイベント 市民らが乾杯で改元祝う(5/1)
8. 大分市の「ひろかわバラ園」来園数増 華やか立体庭園、連日にぎわう(5/14)
9. 別府市に「フォレストアドベンチャー」 森の中の「空中散歩」楽しんで(4/2)
10. 大分駅近くに千円で酔える「せんべろお町」 小さな空間で酒と料理とつながりを(6/21)
2位は、アミュプラザおおいたに期間限定でオープンしたバターサンド専門店を紹介する記事だった。行列ができると話題の人気店で、大分初出店というニュース性も加わり、閲覧数を伸ばした。
4位には大分スポーツ公園内に完成した「昭和電工武道スポーツセンター」の内部を紹介するニュースが入った。大規模大会の開催や手軽な利用ができるとあって、新しいスポーツの「聖地」に対する県民の注目度も高かった。5位は大分マリーンパレス水族館「うみたまご」のゴマフアザラシの赤ちゃん誕生の一報だった。
2019年上半期は、大型施設のオープンを紹介する記事が多数を占めた一方で、個人宅のバラ園開放や駅前にせんべろ店オープンといった地域に根差したニュースも注目を集めた。下半期には大分で5試合が行われるラグビーW杯日本大会も控えており、県全体のボルテージも高まっている。大分経済新聞では、今後もそうした大きなニュースを受けつつ、読者が必要とする細やかな情報を独自の視点で伝えていく。