夏の暑さを吹き飛ばす「べっぷ火の海まつり」が7月26日、別府市の中心街で始まった。初日はJR別府駅前で1万個の餅まきが行われたほか、ビアガーデンや夜市などが開かれ、涼を求める浴衣姿の市民や観光客らでにぎわった。
別府まつり振興会、別府火の海まつり実行委員会の主催。28日までの3日間、駅前通りなどを会場に多彩なイベントを実施する。
初日は16時から駅前会場で「湯けむりビアガーデン」、17時から海門寺公園で「べっぷ屋台村」があり、駅前通りでは18時から子ども向けの「べっぷ夜市」が開かれた。
駅前会場では17時30分から開幕セレモニーを行った後、令和元年を記念した餅まきを実施した。2個入りの小袋5000個を用意したが、実行委員らがステージ上からまき続けてもなかなか減らず、袋を両手いっぱいに抱えた市民の姿であふれかえった。
歩行者天国となった駅前通りには無料で楽しめる昔遊びのブースが登場した。射的コーナーでは的を倒すと賞品がもらえる特典もあり、父親に教わりながら真剣な表情で銃を構える子どももいた。
27日は10時から「別府駅ソニック夏祭り」(28日も)があるほか、「べっぷ屋台村」(15時から、28日も)、「湯けむりビアガーデン」「べっぷ夜市」も引き続き開催。的ヶ浜公園・スパビーチ会場では16時からダンスコンテストが開かれる。28日は15時から本願寺別府別院で肝試しイベント、スパビーチ会場で18時から納涼温度大会、20時から6300発の花火大会がある。