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JR大分駅ビルの「アミュプラザおおいた」が1億人突破記念セレモニー

555人に記念のあんぱんを配布した

555人に記念のあんぱんを配布した

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 JR大分駅ビルの商業施設「アミュプラザおおいた」(大分市要町1、TEL 097-513-1220)の来館1億人突破感謝セレモニーが7月31日、大分駅府内中央口のコンコースで開かれた。津高守社長がくす玉を割って大台達成を祝ったほか、来館者には記念の特製あんぱんを振る舞った。

取材を受ける津高社長

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 同施設を運営する「JR大分シティ」によると、42カ所の入り口に設置しているセンサーの感知数が7月23日に1億回を超えた。2015(平成27)年4月16日の開業以来、4年3カ月での達成で、アミュプラザ鹿児島、同長崎などと比べると「施設形態に違いはあるが、開業5年目での大台達成は圧倒的に早い」としている。

 セレモニーは、関係者のほか開館を待つ市民、駅利用者らが見守る中で行われた。津高社長は「開業後、『まちなかに人が戻ってきた』と言われるようになったが、これは県や市、県民や市民らが力を結集してくれたおかげ」とあいさつ。続いて「この数字は一つの通過点。今後10年、20年と大分が元気でいられるように、自分たちもさまざまな元気を発信していきたい」と述べ、勢いよくくす玉のひもを引いた。

 10時からは同施設の東館入り口で「開業5年目」にかけて555個のあんぱんを無料配布。列に並んで袋を受け取った大分市の30代主婦は「週末によく利用する。全国で人気の店が入ったり、期間限定オープンの店ができたりするので飽きない。2億人の時も並びたい」と笑顔で話していた。

 同施設はホテルや温浴施設と共にオープン。利用者の希望に合わせた店舗展開、駅前や屋上広場でのイベント開催などで集客数を伸ばし、大分駅の新しい顔としての地位を築いてきた。近隣の商店街や大型商業施設とも連携し、季節イベントを開くなどして地域の活性化にも一役買っている。開業以来の売上高は堅調に推移しており、2018(平成30)年度は過去最高の約241億円(前年度比103.3%)。来館数は初年度2423万人で、2016(平成28)年度以降は2221万人、2266万人、2369万人。2018年度までに累計9280万人となっていた。開業以来の一日の平均来館数は約6万4000人。

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