ラグビーワールドカップ日本大会で準々決勝「日本対南アフリカ」(東京スタジアム)が行われる10月20日、大分県立美術館OPAM(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)は日本戦をパブリックビューイング(PV)で追加上映する。JR大分駅南口の大分いこいの道広場(大分市東大道1)のファンゾーンで行われるイベントには佐伯市出身で大相撲の中村親方(元関脇嘉風)の参加が急きょ、決まった。
同美術館のPVは西側広場で実施。当初は、試合時間による周辺への配慮などから昭和電工ドーム大分で行われる19日と20日の準々決勝2試合(両日とも16時15分試合開始)に限って上映する予定だったが、国民的盛り上がりを受け、20日は大分開催の「ウェールズ対フランス」に続いて19時15分からの日本戦も試合終了まで上映することにした。11時開場。
広場に約120インチのスクリーンのほか、屋根付きテーブル席100席を用意。県芸術文化スポーツ振興財団では「立ち見などを含めれば300人は入る」としている。会場では18日から20日まで「OPAM食とビールの広場」を開催。日田やきそば、宇佐の唐揚げなど大分のグルメやビールなどを販売している。
19日の開場時間は11時~19時。PVカードは「イングランド対オーストラリア」のみで「ニュージーランド対アイルランド」は上映しない。
一方のファンゾーンでは、9月12日に現役引退した中村親方のステージイベントへの参加が急きょ決まった。中村親方は開催都市特別サポーター。14時10分からのトークショーでラグビーへの思いなどについて語る。このほか20日のイベントは、由布高郷土芸能部による神楽、上野丘高邦楽部による演奏、EASTWAVEのダンス、トップリーグのNTTコミュニケーションズ・シャイニングアークスの選手によるトークショー、GM-YOSHIさんのDJライブなど。開場時間は11時~22時。