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大分県が「おおいた障がい者芸術文化支援センター」 アート活動の拠点施設に

「おおいた障がい者芸術文化支援センター」のテープカット(左から2人目が吐合センター長)

「おおいた障がい者芸術文化支援センター」のテープカット(左から2人目が吐合センター長)

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 大分県内の障がい者アート活動の拠点施設「おおいた障がい者芸術文化支援センター」(大分市高砂町2、TEL 097-533-4505)が11月10日、大分県芸術文化スポーツ振興財団内にオープンした。iichiko総合文化センターで行われた開所式では関係者がテープカットを行い、新しい門出を祝った。

開所式でダンスを披露した森田さん(下)と北村さん

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 2018(平成30)年秋の「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」で盛り上がった機運をさらなる発展につなげることを目的に、同財団が大分県と協働して設置した。これまで福祉事業者などの主導で行われてきた芸術文化活動において、新しい窓口とサポート役の任を担う。

 吐合(はきあい)紀子センター長ら3人体制でスタート。創作活動の支援、展覧会や舞台などの開催、イベント企画や運営についての相談対応、ワークショップやセミナーを通した交流や人材育成などを行う。関連する多様な情報についてはホームページ(12月2日開設)やSNSなどを通して発信していく。

 10日の開所式には関係者ら約100人が出席。義足の女優・ダンサーとして活動する森田かずよさんと北村成美さんがダンスを披露したほか、「障がい者芸術の現在~その先へ~」をテーマとしたトークショーを行った。

 吐合センター長は「これまで長い時間をかけてまいてきた小さな種の芽が出た。障がい者の活動の輪が広がるように花を咲かせたい」とあいさつ。「芸術は人が豊かに生きるために重要なものでその可能性は無限。センターでは障がい者誰もが自由に表現ができるよう支援し、共生社会を目指していくので応援してほしい」と呼び掛けた。

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