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大分・高崎山の今年初の赤ちゃんザル、命名「エール」 「コロナに負けるな」

ツクヨのおなかにしがみつく「エール」(高崎山自然動物園提供)

ツクヨのおなかにしがみつく「エール」(高崎山自然動物園提供)

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 大分市の高崎山自然動物園(大分市神崎、TEL 097-532-5010)で4月19日、今年初めての赤ちゃんザルが生まれた。性別は雄で、名前は「コロナに負けない」という願いが詰まった「エール」に決まった。同園では当初、エールを雌と発表していたが、雄と訂正した。

エールを抱えるツクヨ

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 同園によると、19日の15時から16時にかけて、スタッフがB群のツクヨ(10歳)の腹部にしがみついている赤ちゃんを発見した。当初は雌とみていたが、4月21日夕方にエールに男性器が付いているのを確認したため、雄と判明した。

 第一号の4月生まれは2012(平成24)年のカモン(雄)以来8年ぶりで雄の誕生は7年ぶり。昨年までソチ、シャーロット、リオ、ピコ、ソダネ、レイワと6年連続で雌が続いていた。

 恒例の命名式は行わず、公募の中から選んだ。最多投票はコロナで10票。以下、ゴリン(8票)、マスク(6票)、オリンピア(5票)。エールは5番目の4票だったが「最も適している」として選ばれた。投票数は、公募開始後すぐに休園となったため196票にとどまった。昨年は1691票だった。

 同園は新型コロナウイルスの感染予防で3月22日から休園中。エールの様子は、ホームページ、フェイスブック、ユーチューブ動画などを通じて随時、配信していくという。同園では「明るい未来に向けてすくすくと元気に育ってもらえれば」としている。

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