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大分市の美容室が独自マスクカバー レース&スパンコールで「気分を華やかに」

マスクカバーを考案した山下さん

マスクカバーを考案した山下さん

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 大分市で美容室を経営する「彩華社」(大分市鷲野)は現在、紙製のマスクなどに付けるレース製のカバーを販売している。スパンコールなどをあしらった華やかなオリジナル品で、山下久美子代表(45)は「マスクをすること自体を楽しんでほしい」と話している。

マスク専用カバー「盛れちゃいますく」

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 商品名は「盛れちゃいますく」。白、紫、水色、ゴールド、黒などのレース生地にリボンやスパンコールを付けた「着せ替えカバー」で、マスクの雰囲気を変えられる。中性洗剤を使った手洗いで繰り返し利用もできる。サイズはS、M、Lの3種類で、価格は2,600円~2,900円。意匠登録出願中。

 山下さんは新型コロナウイルスの影響でマスクが手に入りにくくなった頃から布マスクを製作してきたが、セレモニーや発表会といった非日常のシーンに合うマスクが少ないと思っていたという。カバー開発に当たっては「ドレスアップしたシーンや社交ダンスの場など洋服に合わせて選べるデザインを考えた」。

 8月27日に販売を始めたところ、マスクを着けたまま仕事をする女性にも「気分が華やぐ」と人気という。今後は着物に合うデザインや年少向けのカバーの製作も予定しており「こんな時代だからこそ、明るく楽しく進んでいければ」。「子どもの手本となり、マスク装着を習慣付けることで感染拡大を防いでいきたい」と意気込んでいる。

 同社の通販サイトか、美容室「プリエ」(大分市北下郡11、TEL 097-567-9354)で購入できる(要事前連絡)。

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