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大分市の阿蘇神社でイチョウが落葉 境内を黄一色に

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 大分市の阿蘇神社(大分市宮河内)のイチョウの落ち葉が、境内を黄色に染める幻想的な空間を作り上げている。

黄色の境内を照らすように立つ灯籠

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 神社は坂ノ市と中戸次を結ぶ県道38号沿いに静かに建つ。境内を取り囲むようにイチョウの木が植えられており、晩秋ともなると参道や境内は黄色の落ち葉で埋まる。

 気象庁では葉の大部分が黄色に変わり、緑系統の色がほとんど認められなくなった最初の日を「黄葉日」としている。大分では平年で11月30日。昨年は12月1日。

 周囲にはまだ緑がかった葉を携える木もあるが、多くの木から葉が落ち、黄色のじゅうたんを敷き詰めたような光景が広がる。

 県道沿いにありながら周囲に民家がないこともあり訪れる人はまばら。写真を撮りに訪れた大分市の50代男性は「隠れた名所で西日が合う。毎年撮影に来ているが、この人けのない感じがたまらない」と話す。

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