大分市の中央通りの歩道に12月10日夜、文字や図柄を回転させながら投影する「ムービングライト」が登場した。中心街をイルミネーションで彩る「おおいた光のファンタジー」の一環で、駅前から続くメインストリートに彩りを添える。
「光のファンタジー」は大分都心まちづくり委員会(事務局=大分まちなか倶楽部、TEL 097-573-7377)、JR九州の主催。6年目の今年は「星空への祈り」をサブタイトルに、11月13日から来年2月14日まで開催する。中央通り、ふないアクアパーク、JR大分駅周辺、ガレリア竹町ドーム広場、ふないサンサン通りなどを37万球のLED電球で照らす。
「ムービングライト」は初の試み。氷の結晶、花びら、「おおいた光のファンタジー」のロゴなどを赤や青、黄色の光とともに回転させながら映し出す。
10日は日没に合わせて作業を行い、通りの両側の歩道に5基ずつを設置した。試験点灯中に通りかかった2人組の女子高校生はクルクル回る明るい円を踏みながら「かわいい」「面白い」などと楽しんでいた。
今年は若草公園(大分市中央町2)も新しく光のスポットに追加。12月8日から、色の変わるライトで園内の噴水を七色に染めている。
12月31日までイベントに関連した写真を「インスタグラム」で投稿するフォトコンテストを実施。グランプリに5万円分の商品券を進呈するほか、多数の賞を用意している。
点灯時間は17時~24時。