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大分市消防局がサルのマスコットの名前募集 誕生後20年で初の命名へ

投票を呼び掛ける大分市消防局職員

投票を呼び掛ける大分市消防局職員

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 大分市消防局は現在、2000(平成12)年に作ったサルのマスコットキャラクターに付ける名前を募集している。火災予防動画への登場を機に話題となったことから生まれた企画で、誕生後20年で初めて名前が付く。

警報器の交換推進動画に登場して話題に

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 消防活動のPRなどを目的に制作。高崎山のサルが市民の安全を願い、防火着をまとって消火活動する様子をイメージしている。キャラクターをロゴマーク化し、消防車や救急車の車体や広報物などに使用してきたが、名前は付けていなかった。

 今年6月にキャラクターの人形を作り、住宅用火災警報器の交換を推進する動画に主役として登場させたところ「サルの名前は?」という問い合わせが相次いだことから、名前を決めることにした。

 募集は、高崎山自然動物園で展開中のサルの人気投票「2020TNZ選抜総選挙」に合わせて実施。候補は「けしモン」「もんキュー」「さっしー」「ソナー」「ケシサル君」「えんの助」「たすけ君」の7つで、中央、東、南の3署と総務、警防、予防、通信指令の4課が1案ずつ出し合った。PRのチラシではそれぞれが愛着を示す形で、「消し」と「モンキー」から「けしモン」、「さ」るの「し」ょうぼうしから「さっしー」といった理由を説明している。

 募集は同園備え付けの専用用紙か消防局予防課へのメールで投票する。1人1日1票で、誰でも何度でも投票できる。名前に決まった候補に投票した応募者の中から抽選で10人に市消防局オリジナルグッズを進呈する。

 消防局予防課では「思いを込めて付けた名前を楽しみながら選んでほしい。消防への興味や意識も高まれば」としている。

 募集期間は来年1月20日まで。結果は1月23日に同園で発表する。

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