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杵築市の大分農業文化公園でネモフィラ開花 「青の季節」目前

日傘を求めて 順調に開花が進む大分農業文化公園のネモフィラ(3月17日12時30分ごろ)

日傘を求めて 順調に開花が進む大分農業文化公園のネモフィラ(3月17日12時30分ごろ)

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 杵築市の大分農業文化公園(杵築市山香町、TEL 0977-28-7111)のネモフィラが順調に開花している。青いかれんな花々を春風に揺らし、訪れた人の目を楽しませている。

虫たちが花の間を行き来

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 ネモフィラはムラサキ科の一年草。約20センチまでに伸び、直径約3センチの淡い青色の花を咲かせる。

 同園では来園者の「一面の花畑を見たい」といった声に応える形で3年前から「ネモフィラシーズン」を展開。ダム湖の水と春空に花の青色が溶け込む美景を特徴とする。今年は約5000平方メートルのフラワーガーデン全面に70万本を咲かせる。

 3月17日現在で二、三分咲き。春の日差しの下、ハチやアブ、テントウムシなどが花々の間を行き来するシーンを楽しめる。見頃は3月下旬からおよそ1カ月。4月中旬がピーク。

 昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で、春の来園数は一昨年の3分の1以下にまで落ち込んだ。今年はシーズンインに合わせて3月27日・28日の両日、9時30分から先着500人に花苗を無料で進呈する。同園では「自然の美を見ることで縮こまっていた気持ちをほぐしてほしい。ホッとするひとときを提供できれば」としている。

 開園時間は9時30分~17時。火曜休園(3月27日~5月5日は毎日開園)。公園の入場および駐車場利用は無料。

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