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大分県立美術館に初の美術部 「芸術、音楽、数学好き中高生集まれ」 「面白そう」もOK

応募を呼び掛ける榎本室長

応募を呼び掛ける榎本室長

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 大分県立美術館OPAM(大分市寿町2)は、県内の中高生を対象とした「美術部」を新設する。初年度は、ミュージシャンを講師とするコンサート会場用インスタレーション(空間美術)創作など、来年2月まで12回のワークショップを開く。

OPAM美術部部員募集のチラシ(表面)

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 同美術館教育普及室(TEL 097-533-4502)の主催。文化庁の「地域と共働した博物館創造活動支援事業」。2020年度の音楽と美術を融合させた「感性育成事業」「中高生担い手育成講座」などを発展させ、通年事業として初めて実施する。

 6月20日から来年2月6日まで日曜を中心に月1、2回、開催。テーマは「繰り返しの世界」で、特別講師に小林武文さん(打楽器)、中島さち子さん(ピアノ)、鈴木広志さん(サックス)を招く。教室は同美術館2階アトリエ。時間は13時30分~15時30分。

 3回目(8月1日)に小林さん、6回目(10月17日)に中島さん、7回目(11月3日)に鈴木さんが指導。11回目(1月23日、iichiko総合文化センター)にコンサートを開く。部員は音の連続性や数学の規則性、即興音楽などを体感し、積み木、モザイク、版画といった素材や技法に触れ、コンサート会場の舞台芸術を制作する。

 講師を務める榎本寿紀室長は「やわらかく楽しい部活動を目指している。美術や芸術が好きという生徒だけでなく、数学や音楽に興味がある、よく分からないが面白そうという生徒にも応募してほしい」と呼び掛ける。

 参加無料。対象は全回参加できる県内の中高校生で定員は20人。6月3日までにメールで教育普及室へ申し込む。応募者多数の場合は抽選。

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