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別府市で文化祭「ベップ・アート・マンス」 作品展に体験イベント、オンライン企画も

記者会見に参加したプログラム企画者

記者会見に参加したプログラム企画者

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 別府の町を舞台とする市民文化祭「ベップ・アート・マンス2021」が11月20日に始まる。来年1月23日まで65日間の日程で、106の個人や団体が展覧会やワークショップ、オンラインイベントなど多彩なプログラムを展開する。

ガラス加工と描画の実演も

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 「混浴温泉世界実行委員会」(事務局=BEPPU PROJECT、別府市野口元町2、TEL 0977-22-3560)の主催で12回目。個人や小規模グループが、商店や共同温泉など「町の一角」を利用して文化活動を発表する。

 参加地域は主に別府市(67)、大分県(27)など。昨年から導入したオンライン配信の効果で関東(7)や関西(6)のほか北ウエールズからの参加もある。

 プログラム数は136で昨年から29増えた。単独開催では過去最多。市内69カ所を舞台に写真や絵画などの芸術展示、町歩きや工芸のワークショップなどを行う。音楽ライブ配信など、ユーチューブなどを活用したオンラインプログラムは25。インターネットラジオ「ポッドキャスト」を使う企画も初めて登場する。

 10月24日は野口ふれあいセンター(別府市野口元町)で記者発表があった。プログラム企画者のtorinpolaさん、ココまるさん、日本文理大美術部(以上絵画など)、吉田ジョアンさん(ダンスなど)、坂之下峻弥さん(映像など)ら11人がそれぞれの取り組みについて説明した。

 アーティスト専用の「清島アパート」の居住者も個々に参加。会見には、切子ガラスの展示やワークショップを行う宗久典高さんと、絵画と球体人形の作品展を企画する東智恵さんが姿を見せ、ガラス加工と描画の実演を披露した。

 同実行委員会は「今年は、学生の参加増、お菓子作りなど『食』をテーマとする企画の登場、初のポッドキャスト利用などが特徴。フレッシュで多彩なプログラムに期待してほしい」としている。

 体験企画など一部のプログラムは予約が必要。11月1日から専用ホームページと電話で受け付ける。11月13日からJR別府駅構内にインフォメーションセンターを設置する(12月28日~1月6日を除く)。

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