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別府市の立命館アジア太平洋大に「サステイナビリティ観光学部」 2023年春新設へ

「サステイナビリティ観光学部」について説明する李燕副学長

「サステイナビリティ観光学部」について説明する李燕副学長

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 別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)が11月18日、開学以来初の新学部「サステイナビリティ観光学部」(仮称)を2023年4月に開設すると発表した。

「サステイナビリティ観光学部」9つの専門領域

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 2030年までの中長期計画の一環。既存のアジア太平洋学部と国際経営学部の学習分野改革や全学部共通のオンライン授業本格導入・情報リテラシー科目の新設など同大学が取り組む「改革3つの柱」 の一つとする。18日の記者会見で学長代行の米山裕副学長らが発表した。

 新学部は「持続可能な社会と観光に関わる現代的な課題や地球規模の問題の解決」を掲げて開設。開発や観光(=モビリティ・移動)について、講義・演習、現場での実践、調査・分析を組み合わせて学んでもらう。

 カリキュラムは、1年次が「持続可能な開発入門」「観光学入門」「社会科学のための統計学」などの基礎知識。2年次以降の専門科目に「環境学」「資源マネジメント」「国際開発」「観光学」「観光産業」「ホスピタリティ産業」「地域づくり」「社会起業」「データサイエンスと情報システム」の9領域を設ける。

 入学定員は350人を予定。20人程度の少人数クラス制を取る。国内学生と留学生の割合は半々となる見込み。

 卒業後の進路や就職先について、同大は、環境産業、観光産業、サービス業、まちづくりや地域域開発のプロジェクトマネジャー、国際機関、公的機関、NGO(非政府組織)、大学院進学、社会起業などを想定。新学部設置委員会委員長の李燕副学長は「(新学部は)理論と実践がテーマ。国内外を問わず、地域の課題を見つけ、解決し、開発や振興に結び付けられるリーダーやプロデューサーを育てたい」とする。

 病気療養中の出口治明学長はコメントで、「従来の観光に『サステイナビリティ』の要素を組み込むことによって、観光が地元の人々や持続可能な開発に貢献する新しいツーリズムを誕生させる。地元大分・別府としっかり手を結び、世界に通用する大学としてAPU第2ステージの発展を目指したい」とした。

 来年3月下旬、文部科学省に学則変更の認可を申請し、4月下旬に学部設置を届け出る。手続き結果は6月までに判明する見込み。7月の学生募集・選考開始を予定する。

 新学部開設後のアジア太平洋学部については、学修分野に「グローバル経済」を加え、既存の「国際関係」「文化・社会・メディア」と合わせた3分野に。同じく国際経営学部は新設の「アントレプレナーシップと運用管理(仮称)」と既存の「経営戦略と組織」「マーケティング 」「会計・ファイナンス」の4分野とする。入学定員数はそれぞれ510人、610人とし、現行より150人、50人減らす。

 新学部の開設に合わせ、新教室棟と国際教育寮APハウスの建設も予定する。

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