佐伯市と宮崎県延岡市の食材を使ったメニューを期間限定で提供する「佐伯・延岡グルメフェア」が1月28日、JR大分駅ビルのアミュプラザおおいた(大分市要町1)で始まった。
佐伯市の面積は九州1位で、延岡市は2位。隣接する両市はフランスとスペインにまたがる美食の街「バスク地方」にならい、広大な山や海で育った食材を軸とする「東九州バスク化構想」を進めている。
イベントは同構想のPR事業。JR大分シティと東九州バスク化構想推進協議会が主催する。
アミュプラザおおいた館内の26店舗が参加。大分産の乾しいたけ、日向灘のメヒカリ、両市で取れるヒオウギ貝、ちりめんじゃこなど34種類から使用食材を選び、新作メニューを開発した。
「寿司(すし)まどか」(4階・アミュシティダイニング)は、「厳選5貫かぼすブリ食べ尽くし」(1,000円)を用意。大分特産のかぼすブリのすしを塩、フリーズドライしょうゆ、りゅうきゅうの軍艦巻きなどにして提供する。
「豊後湯布院牛うまい庵」(1階・豊後にわさき市場)は延岡産シカ肉を「鹿もも肉のステーキ重」(1,300円)に仕立てた。「肉質は柔らかく、うま味も十分。しょうゆベースの赤ワインソースで味わってほしい」と同店。
「竹田丸福」(1階・豊後にわさきいっぷく横丁)は「ひむか本サバの竜田揚げ」(880円)、「大分担々(たんたん)麺火竜」(3階・フードコート)は佐伯産フルーツトマトを使った「旨辛(うまから)トマト担々麺」(780円)を提供する。
このほか焼き鳥やイモ天などテイクアウトメニューもそろえている。
2月13日まで。