2月も下旬を迎えたが、大分市は冷え込む日が続いている。県鳥のメジロも体を膨らませながら梅の枝に止まり、目の前の春を待ちわびている。
メジロは小型の草色の鳥で、目の周囲の白い輪が特徴。昆虫などを食べるほか、花の蜜も吸う。大分県では1966(昭和41)年に県民の声を基に県鳥に決定した。
大分県護国神社には県花・県木の「豊後梅」など約200本の梅の木が植えられている。2月下旬から順に花を咲かせ、メジロたちに「楽園」として開放する。
2月21日の大分市の日中の最高気温は7.5度。午前中から暖かな日差しが降り注いだが、時折吹き付ける風はまだ冷たい。メジロも羽の間に空気の層を作りながらブルリ。
大分地方気象台によると、22日は高気圧に覆われ概ね晴れの予報。大分市の予想最高気温は8度。