杵築市のるるパーク(大分農業文化公園、TEL 0977-28-7111)で4月1日、「ネモフィラと星空の撮影会」があり、写真愛好家が青い小花と星のコラボ撮影に挑戦した。
同園ではフラワーガーデン(約5000平方メートル)に、春はネモフィラ、秋にコキアを植えている。撮影会は閉園後のガーデンを夜間撮影用に特別開放するイベントで、昨年10月に紅葉したコキアを対象に初めて開いた。
「ネモフィラ回」は4月1日・2日の2日間で、月の光の影響を受けない新月に合わせて開催。事前に予約した希望者に17時から21時30分まで開放する。
初日は夕方まで雲が空を覆っていたが、日没後には雲間にオリオン座や北斗七星が見えるようになった。参加者はそれぞれが選んだ撮影位置から幻想的なシーンを捉えようと夢中でシャッターを切った。2日の枠はすでに埋まっている。
ネモフィラはムラサキ科の一年草。約20センチまでに伸び、直径約3センチの淡い青色の花を咲かせる。同園の今年の植栽数は70万本。全体的な開花は平年よりも1週間から10日遅く、4月1日現在で五分咲き。ピークは4月中旬という。
5月5日まで開催する「ネモフィラブルーフェスタ」では週末ごとに多様なイベント用意する。
開園時間は9時30分~17時。5月5日まで毎日開園(5月6日と10日以降の火曜休園)。入園無料。