大分市にある田北調理師専門学校で5月26日、サッカーJ2の大分トリニータのホーム・昭和電工ドーム大分で販売する弁当を作る調理実習があった。
チームを運営する「大分フットボールクラブ」からの依頼を受け、2年生14人がそれぞれレシピを考案。「応援にも力を」とタンパク質を向上させる鶏むね肉などを使ったり、健康面から油の使用量を控えたりして老若男女が楽しめるユニークな弁当16品を完成させた。
「トリニータ幕の内弁当」「トリ・プル・ニータ小どんぶりセット」「うどんカルボナーラ」など、生徒それぞれがトリニータのイメージを形にしたオリジナル弁当を披露。熊野翔太さんは、ご飯の上にハンバーグ、目玉焼き、トマト、サヤエンドウをのせた「ビッグロコモコ丼」を作った。「ハンバーグのボリューム感とおいしさにこだわった。応援する人たちのエネルギーになれば」と話した。
講師の立松洋子特任教授は「家に帰って作ってみたいと思ってもらえるようなレシピにした。家で食べ、また試合を見に来るという循環が生まれれば」。
弁当は7月以降のホーム戦で販売する予定。