大分市横尾岡原の「おかばる花公園」(大分市横尾)で現在、「ネモフィラまつり」が開かれている。NPO法人「岡原花咲かそう会」と「おかばる花公園推進協議会」の共催。
地域住民がレゾナックドーム大分の東にある耕作放棄地を20年以上かけて整備した公園で、毎年、チューリップ、ネモフィラ、ハナビシソウなど春を彩る花々を植えている。
ネモフィラはムラサキ科の一年草。20センチほどまでに成長し、直径約3センチの淡い青色の花を咲かせる。今年は約8000平方メートルの敷地に3万5000株の苗を植えた。
ネモフィラ園は園内東側の谷間のような場所にあり、春風が吹き抜けるたびに小さな花が大きく揺れる。同協議会事務局長の木津幸次さんは「ネモフィラを水に見立て、水車小屋や船頭の人形を載せた船などを置き、全体が川に見えるように工夫した」と話す。
木津さんは「ネモフィラは今後1週間が見頃。これから咲く赤いポピーも楽しんでほしい」と来園を呼びかける。
入場無料。地元の新鮮野菜なども販売。トイレ、駐車場あり。5月12日まで。