買う

大分市府内に古着・アンティーク雑貨店「グロウ」 ビンテージ自転車販売も

古着・アンティーク雑貨店「GROW(グロウ)」

古着・アンティーク雑貨店「GROW(グロウ)」

  • 0

  •  

 大分の古着・アンティーク雑貨店「GROW(グロウ)」(大分市府内町1、TEL 097-511-0935)が、オープンして9カ月が過ぎた。

[広告]

 店舗面積は約10坪。高い天井でコンクリート打ちっ放しの店内に、古着やアンティーク雑貨、アンティーク家具のほか、陳列台や家具、レジカウンターも商品として所狭しと並んでいる。「店内に並ぶもの全てが売り物」と店主の首藤将貴(まさき)さんは話す。

 小学生のころから、古着や古い雑貨など「物の良さやその歴史の面白さに魅力を感じ、収集していた」という首藤さん。古着の買い取りなどを行う一般企業に約6年勤めた後、「一度きりの人生なら自ら経営をしたい」と一念発起し独立した。育てる、成長するという意味の「GROW」に「古いものを次の世代につなげたい」と思いを込めて店名にした。

 国内だけでなく、アメリカなどからジャンルを問わずさまざまな物を仕入れ、「良いものや格好良いものだけでなく、面白いものや意味のないもの、売れないものなども選んで入荷する」ことによって、常に遊び心のある品ぞろえを心掛ける。

 有名なジーンズブランド「リーバイス」の1980年代のアノラックジャケットなど古着、人気のビンテージ食器ブランド「ファイヤーキング」の食器など広く人気がある手の届きやすい商品のほか、一番古い物では1800年代のトローリー(手押し車)など、工場で使われていた「インダストリアル系」のアンティーク家具・雑貨なども取りそろえる。自転車にも力を入れて、プロに委託し整備したビンテージ自転車も店頭に並べる。

 首藤さんは「オープン当初は古着がメーンで、要望を受けてアンティーク家具を売り始め、だんだん扱う物の幅が広がった。固定客も増えてきている中、月に1回はレイアウトを変更し、周期ごとに古着メーンにしたり、アンティーク雑貨・家具をメーンにしたりと飽きない空間作りをしている。来るたびに内容が違ってワクワクできる店舗を目指しているので、きっと楽しめるはず」と自信を見せる。

 営業時間は12時~20時。火曜定休。

大分経済新聞VOTE

大分県の1番の魅力は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース