ものづくりの魅力を伝える「クラフトフェスタ」が11月11日、コンパルホール(大分市府内町1、TEL 097-538-3700)で初開催される。
年間、前後期合わせて約150講座を開いている同ホールの主催。講座の中から生活に根差した手作り工芸が楽しめるワークショップ10教室を開くほか、中世古楽器によるコンサートも行う。フリーマーケットエリア、フードコーナーなども設ける。
ワークショップでは、「高山活版社」(大分市片島)がレターセットを10分で作る活版印刷体験会を開くほか、笑竹堂(由布市庄内町北大津留)が竹細工のしおりやペンダント作りを指導する。そのほか、ステンドグラス、クリスマスキャンドル、陶芸の小鉢を作る講座なども用意している。
同ホール内の文化ホールで開くコンサートでは、カテリーナ古楽器研究所(杵築市山香町野原)が、復元したヨーロッパ中世・ルネサンス期の打楽器、管楽器、弦楽器を演奏する。楽器作りにまつわる話を披露するほか、子どもを対象とした体験演奏会も行う。
同ホールイベントディレクターの明石百夏さんは「職人の技と手仕事の温かみを身近に感じることができるよい機会。親子で、家族で参加してほしい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は11時~15時。入場無料。ワークショップの所要時間は1種類約30分間、参加費は500円で、前売りの3種類を体験できる3枚つづり(1,000円)も用意する。