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大分でラグビーW杯カード発表会パブリックビューイング 大分会場で5試合

大分開催のカードが決まり喜びに沸く会場

大分開催のカードが決まり喜びに沸く会場

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 ガレリア竹町ドーム広場(大分市中央町1)で11月2日、ラグビーワールドカップ2019日本大会試合日程発表会のパブリックビューイングが行われた。

準々決勝2試合を予定する大分会場

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 大分県内の自治体や経済団体などで組織する「ラグビーワールドカップ2019大分県推進委員会」が主催した同企画。

 この日は、東京のホテルからのテレビ中継を放映し、同推進委会長の広瀬勝貞県知事、同副会長の佐藤樹一郎市長、県ラグビー大使の今泉清さんら関係者と一般市民合わせて100人以上が詰め掛け、大分会場の対戦カードの発表を待った。

 初めに全国12会場の初戦が発表され、大分は10月2日のプールB「ニュージーランド対敗者復活予選優勝チーム」と伝えられると、会場は大きな拍手と共に「ニュージーランドが来るのか」との声が聞かれた。続いて10月5日プールD「オーストラリア対アメリカ地区2位」、10月9日のプールD「ウェールズ対フィジー」の強豪国2カードも発表された。

 大分会場での予選カードは3試合となったが、続いて発表された決勝トーナメントで準々決勝2試合の大分開催が伝えられると、会場では大きなどよめきが起きた。広瀬会長は「東京、横浜と並んでの大分開催。半信半疑の部分はあったが、地域住民に開催が根付いていること、大分会場が西日本最大となる4万人を収容できる規模であったことなどが評価されたのでは」と話す。

 会場で発表を見守っていた日本文理大ラグビー部の木浦栄汰さんは「就職で2年後に大分にいるかどうか分からないが、ぜひ戻って観戦したい」と笑顔を見せる。「息子と孫もラガーマン」という大分市出身の竹部肇さんは「大分でこんなすごいカードが見られるなんて。今から楽しみ」と興奮した様子で話していた。

 会場でカードの解説などを担当した今泉さんは「うれしい反面、5試合の受け入れは大変。これからより一丸となって体制強化に努めたい」と意気込む。

 大会は、2019年9月20日~11月2日の日程、各国代表20チームが4プールに分かれて全国12会場で予選40試合を行い、各プール上位2チームが決勝トーナメントに進む。

 大分開催についての問い合わせは、大分県ラグビーワールドカップ2019推進室(TEL 097-506-2088)まで。

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