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別府競輪場で「ナイトレース」始まる ナイター用照明新設

カクテル光線の中を駆け抜ける選手たち

カクテル光線の中を駆け抜ける選手たち

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 別府競輪場(別府市亀川東1、TEL 0977-67-5578)で1月23日、「べっぷ湧くわくナイトレース」が始まった。

別府競輪場で始まったナイトレース

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 売上確保や若年層へのイメージアップなどを目的に開催する同事業。夜間開催用にナイター照明を新設。コースの外側に照明塔12基、メインスタンドなどにLED照明189台を設置した。

 工期は2017年4月から9月までの半年間で総事業費は4億1447万円。地元選手による夜間試走、雨天時の照明による路面反射などのチェックを繰り返し、昨年10月8日には竣工(しゅんこう)式とナイター設備完成記念イベントを開いた。ナイターイベントの愛称は一般公募により「べっぷ―」に決まった。

 ナイター開幕シリーズは23日から3日間、1日12レースを行う。「こけら落とし」記念レースとして、女性選手による「ガールズケイリン」を1日2レース行う。発走時間は、第1レース=15時14分、最終12レース=20時20分(最終日は20時25分)。

 初日は第4レース前の16時すぎに照明に灯がともった。日没後の第8レースではカクテル光線の中を選手が疾走。寒空の下で見守るファンから熱い声援が飛んだ。別府市在住の会社員男性は「施設も照明も想像以上にきれいで驚いた」と笑顔を見せる。

 2月13日~15日、2月22日~24日はインターネット投票専用の「ミッドナイト競輪」を開催する。21時~23時過ぎに開催する競輪で、競輪場では車券は発売せず無観客の中でレースを行う。

 同市経済産業部公営競技事務所では新たに始まったナイター開催について、「これまでと異なる時間帯のレースに興味を持ってもらい来場者増につなげたい」と期待を寄せる。

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