大分・日出町の日出城址周辺で5月12日・13日、「城下(しろした)かれい祭り」が開かれる。主催は同実行委員会(同町商工観光課、TEL 0977-73-3158)。
同町の特産品「マコガレイ」が旬を迎える時期に合わせて開く同イベントは今年で33回目。日出小、日出漁港、二の丸館など町内8カ所でさまざまなイベントを開く。
12日は10時から同小でオープニングセレモニーを開催。伝統芸能の「辻間楽」や「津嶋神楽」、歌謡ショー、商工青年部によるステージイベントなどを行う。20時から同漁港で花火約3,000発を打ち上げる。
13日は同小で「お魚談義」、「ハローキティ」のハーモニーランドショー、「野良レンジャー」のお笑いライブなどを行うほか、新たな催しとして同漁港でヨット体験クルージング(中学生以下300円、高校生以上500円)を実施する。
そのほか両日、小学生以下を対象とした「お魚つかみどり大会」(300円)、別府湾から日出町を一望する「漁船遊覧ツアー」(中学生以下300円、高校生以上500円)、地域の新鮮な魚介類が味わえる「漁師の味ひろば」を開催。イチゴやトマト農家を訪ねたり、日出城周辺の歴史に触れたりする無料ツアーも用意する。
同課の藤原寛課長は「会場は徒歩圏内で、日出小と漁港は歩いても5、6分。日出町の各所で開くさまざまなイベント、花火、海の幸、歴史、風情ある街並みなどを楽しんでほしい」と呼び掛ける。