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別府市の繁華街に歌謡曲バー「ミラーボール」 昭和のヒットソング「映像で楽しんで」

来店を呼び掛ける八木さん(右)と帖佐さん

来店を呼び掛ける八木さん(右)と帖佐さん

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 昭和の懐かしい歌謡曲を映像で楽しむ「Hit Song Bar ミラーボール」(別府市元町、TEL 0977-75-7774)が5月25日、別府市の繁華街にオープンする。

「ミラーボール」の店内

 市内でカフェを経営する八木みちるさん(46)と、カフェやエステサロンなどを展開する帖佐真紀さん(46)が共同で経営する。主に1970~90年代に流行した歌謡曲の映像を見ながら酒などを楽しむ店舗で、来店者は1万本以上の映像の中から好きな歌手の歌をリクエストできる。カラオケ設備は用意していないが、思い思いに歌ったり踊ったりできる。

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 2人はテレビの歌番組を見て育った「昭和世代」。八木さんが東京・新宿ではやっているという「歌謡ヒット曲バー」をヒントに開店を思い立った。2016(平成28)年に訪れた際に「『面白い』といううわさは耳にしていたが、実際に知らない人同士が一緒に歌って踊って盛り上がるシーンを見て、このカオスは別府にぴったりだと思った」と八木さん。帖佐さんも昨年秋に新宿に乗り込んで異空間を体感。「次々流れる耳慣れた歌の映像に合わせて口ずさみ、帰れなくなっている自分がいた。あの魅力を別府に持ち帰りたくなった」と話す。

 店舗はJR別府駅東口の繁華街にある「元町モール」の2階に構えた。面積は43平方メートルで、カウンターとテーブル席合わせて30人を収容できる。店内にはディスプレー1台とプロジェクター2台を設置。タンバリンやマラカス、音の出ない玩具のマイクも用意している。時間制飲み放題でドリンクメニューはビール、焼酎、カクテル、ワイン、ハイボール、サワー、ノンアルコールビール、ソフトドリンクなど。料金は1時間2,000円、2時間3,000円、3時間4,000円で女性は500円引き(いずれもスナック付き)。

 5月18日・19日には知人らを対象にプレオープンイベントを開いた。沢田研二さん、キャンディーズ、松田聖子さん、河合奈保子さん、中森明菜さんといった昭和の歌謡史を彩った面々の映像を途切れなく流し、店内は大いに盛り上がったという。「知らないグループから1人ずつ出てきてキャンディーズになったり、『勝手にしやがれ』ではサビの部分で全員で合唱しながら頭の上で手を振ったりして曲を重ねるごとに仲良くなっていった」と八木さん。

 温泉地別府は懐深く、移住組を含めた地域住民、観光客、留学生といった多様な面々を抱える。2人は「昭和歌謡はそうした人たちの距離感を一気に縮める力を持っている。自然と口と体が動き、隣の人と仲良くなれる楽しい時間を味わってほしい」と呼び掛けている。

 営業時間は19時~24時。水曜・木曜定休(予約応相談)。

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