JR大分駅ビルの商業施設「アミュプラザおおいた」(大分市要町1、TEL 097-513-1220)が7月23日、累計来館者数1億人を突破した。2015年4月の開業以来、4年3カ月での達成となった。
同施設を運営する「JR大分シティ」が7月24日に発表した。来館数は初年度2423万人で、2016年度以降は2221万人、2266万人、2369万人。2018年度までに累計9280万人となっていた。2019年度は7月23日までに720万人を数え、1560日目で大台を突破した。開業以来の一日の平均来館数は約6万4000人。
同施設はホテルや温浴施設と共に2015年4月16日にオープン。利用者の希望に合わせた店舗展開、駅前や屋上広場でのイベント開催などで集客数を伸ばし、大分駅の新しい顔としての地位を築いた。近隣の商店街や大型商業施設とも連携し、季節イベント開くなどして地域の活性化にも一役買ってきた。開業以来の売上高は堅調に推移しており、2018年度は過去最高の約241億円(前年度比103.3%)となっている。
同社営業部によると、同規模とするアミュプラザ鹿児島は1億人到達まで8年10カ月の期間を要しており、長崎は約10年かかっているという。「店舗形態に違いはあるが、開業5年目での大台達成は圧倒的に速い。新しいものを取り入れるというチャレンジの姿勢が結果として現れた。地域との連携も大きかった」とした。
31日は9時40分からJR大分駅府内中央口のコンコースでセレモニーを開催。10時からアミュプラザおおいた東館入り口(ビームス横)で開業5年目にかけて先着555人にあんぱんを無料配布する。