大分市は、ラグビーW杯の観戦客らをもてなす「高崎山トレッキングツアー」を10月20日朝に実施する。市のシンボル的存在の高崎山(標高628メートル)の登山道で、森林浴や眺望を味わってもらう。
10月19日・20日に昭和電工ドーム大分で行われる準々決勝の観戦に訪れた国内外のファンを主な対象に行う。当日の試合開始時間16時15分に間に合うようスケジュールを午前中に組んだほか、JR大分駅から中腹の登山道入り口付近まで送迎バスを走らせ、参加しやすいようにした。
20日は大分駅要町駐車場に8時集合。出発は8時30分で9時に銭瓶峠駐車場着。南登山口(標高415メートル)からセラピーロードを登る。山頂到着は11時の予定。帰りは銭瓶峠12時発で大分駅12時30分着。市林業水産課(TEL 097-585-6013)では「秋のすがすがしい空気や木の香り、別府湾を望む景色を味わってほしい。野生のサルが見られる可能性もある」とする。
参加無料で定員は先着40人。専用フォーム(英語版併設)から応募する。参加者には高崎山をデザインしたオリジナル手拭いと高崎山のキャラクター「たかもん」のラグビー絵馬を進呈する。同課では「19日の試合を見た人や酒を飲みすぎた人はリラックスとデトックス、20日の試合を見る人は応援前のひと運動に」と呼び掛けている。