「別府の土産物」と音楽と食を融合したライブイベント「Beppu New Standard(ベップニュースタンダード)Vol.2」が11月8日夜、別府市のライブハウス「Copper Ravens(カッパーレイブンズ)」(別府市元町8)で開かれる。「友達になろうぜ」を合言葉に別府愛にじませる有志が緩く、熱い一夜を演出する。
別府市で開かれる「Beppu New Standard」の立体紙広告
「ベップニュースタンダード」は、別府の新しい土産物「BEAMS EYE on BEPPU」の事業者でつくるチーム名。ライブは事業に関わる作り手や市職員ら有志(首藤正之代表、TEL 090-8225-4267)による企画で、昨年に続いて市文化祭「ベップ・アート・マンス」の一環として開催する。
昨年はライブ会場にBEAMS EYE on BEPPUのコーナーを設置する「音楽」×「土産物」の形で実施した。有志の一人、市秘書広報課の田邉悟さん(43)は「地元の人の土産物利用を促せればという緩いスタンスで行ったが、みんなの別府愛がすごく、想像以上の盛り上がりだった」と振り返る。会場は約100人以上の市民らで埋まったという。
今年は、昨年の形に「食」を掛け合わせて開催。ステージではDJタイム、立命館アジア太平洋大(APU)の女子学生2人でつくる「まるメガネ」のアコースティック演奏、別府短大食物栄養科の「育ドル娘」による歌とダンス、事業主と市職員でつくる一夜限りのグループ「Beppu New Standard」によるロックライブを行う。
「食」コーナーには別府市内の飲食店のブースが並ぶ。「焼肉かねだ」が豚弁当(500円)、「Curry&Spice青い鳥別府」がカレー(800円)、「クレープリー・トゥルヌソル」は冷やしクレープ(400円)を販売する。
土産物コーナーではオリジナルTシャツ、ざぼん漬け、かぼす緑茶、ラスクなどを販売。23時からはこれらの商品が10人に当たる抽選会を行う。
自身も「Beppu New Standard」のメンバーとしてステージに立ち、会場を盛り上げるという田邉さん。「今年も緩い感じで特にルールは設けていない。ごちゃついた空間の中で別府大好きという参加者同士で仲良く楽しんでもらえれば」と話している。
19時開演で24時終了予定。入場料=2,000円(ワンドリンク付き)。