大分県産食材を使った野菜メニューを提供する「愛菜の日キャンペーン」が1月27日、県庁新館13階の「レストランぶんご」(大分市大手町3、TEL 097-538-1690)で始まった。
野菜たっぷりのポカポカメニュー(大分県庁「レストランぶんご」)
県民の野菜摂取量向上を目的に、大分県とカゴメが1月31日の「愛( I )菜(31)の日」を前に実施。県産食材と同社の調味料を使ったオリジナルメニューを同レストランのランチバイキング(750円)で提供する。
「かぼすブリのトマトパッツァ」「シイタケと白ネギのミネストローネ」「野菜だしのシイタケ炊き込みご飯」のほか、トマト味や鶏団子入りの「だんご汁」などを日替わりで用意する。店主の火箱知弘さん(59)は「ケチャップを使うことで減塩ができ、深いうま味も加えることができた」と話す。
県では「健康寿命日本一」を掲げて一日350グラムの野菜摂取を提唱しているが、2016(平成28)年実施の「県民健康意識行動調査」によると、男性の摂取量は約280グラム、女性は約293グラムにとどまっている。県健康づくり支援課では「野菜摂取が少なくなる冬場に温かいメニューを味わい、野菜を補充してほしい」と呼び掛ける。
1月31日には、皮膚のカロテノイド量で野菜摂取の充足度を調べる測定機器「ベジチェック」を用意する。LEDセンサーに手のひらを当てることで、野菜摂取レベルが120段階で分かる。
ランチバイキングは11時30分~14時。今月31日まで。