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2021年は「浄」化の年に 大分市の霊山寺で漢字一字の奉納書き初め

奉納揮毫する三重野さん

奉納揮毫する三重野さん

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 大分市稙田地区にある霊山(りょうぜん)寺(大分市岡川、TEL 097-541-0162)で1月1日、新しい年を漢字一字で表す「新春書き初め奉納揮毫(きごう)」があった。関係者らが選んだ文字は「浄」で、大分市の書家・三重野文緒さんが大きな筆を使って力強く書き上げた。

「浄」の説明をする三重野さん

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 昨年に続いて2回目。同寺世話人の木原寛さんが企画した。新年の一字は「新型コロナウイルスが終息し明るい未来が訪れ、参拝者が元気になるように」と三重野さんや木原さんらが「浄化」の思いを託して決めた。

 1日は本堂に縦155センチ、横180センチの和紙を用意。参拝客ら約30人が見守る中で三重野さんは一気に筆を走らせた。「多くの人の心が安らかになるように祈りながら精いっぱい書いた」

 新年の一字は1月末ごろまで本堂に展示する。

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