大分県玖珠町の万年山(はねやま、1140メートル)でミヤマキリシマが開花。梅雨間の山道にピンク色の「花畑」を広げている。
万年山は、テーブル状の台地が上下に重なる「2重メサ」と呼ばれる山容が特徴。吉武台側からの登り道と「はなぐり登山道」に大規模なミヤマキリシマの群生地がある。
はなぐり登山道にある群生地の通称は「御花畑」。広さは約5ヘクタール。毎年5月にピンク色や赤色の花を咲かせる。5月18日は午後から一時的に雨が上がり、登山客が花々の競演を楽しんだ。
玖珠町観光協会(TEL 0973-72-1313)によると、今年の開花は平年より1週間ほど早い。本格的な見頃は20日過ぎから。