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「大分を代表する一杯を」 ヤマナミ麺芸社が名店「芳華」の味再現、冷麺セット店頭に

「大分を代表する一杯を」と呼び掛ける吉岩専務

「大分を代表する一杯を」と呼び掛ける吉岩専務

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 県内外でラーメン事業などを展開する「ヤマナミ麺芸社」(大分市日吉町4、TEL 097-558-0113)が6月3日から、かつて大分市中津留にあった人気店「芳華」の味を再現した冷麺セット(冷凍)をトキハ本店(大分市府内町2)地下2階「ふるさとの味」売り場で販売している。

「芳華」の冷麺

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 「冷麺・温麺 芳華」は1983(昭和58)年に創業。透き通ったツルツル麺、昆布と煮干しをベースとするスープ、パンチの効いたキムチの「三位一体」を味わえるとして地元住民らに愛されてきた。女性店主の体調不良で2019年12月に閉店した。

 ヤマナミ麺芸社社長の吉岩拓弥さんと弟で専務の正純さんも一ファンとして積極的に通った。「一杯の完成度が高く『大分の冷麺』とうたっても良いと思っていた」と正純さん。閉店告知の報に触れ、「大分の食文化として残したいと思い、承継を願い出た」。

 のれんを下ろした店に通い、スープ、キムチなどの作り方を教わった。麺は、小麦粉とそば粉の材料配分からこね方までを学び、製麺機も引き継いだ。正純さんは「プロとして芳華の味を再現できた」と話す。

 当初は同じ中津留地区に新店舗を構え、なじみのファンらに味わってもらう予定だったが、条件に合った物件が見つからなかった。現在もオープンのめどはたっていないが「復活したのであれば食べたい」といった多数の声を受け、通信販売の道を模索。味や品質を変えずに冷凍化できたことで2020年10月に販売を開始した。初回分はわずか2日で完売した。

 生産体制が整ったところでより多くのファンに食べてもらおうと店舗販売に踏み切った。同社では「当面は1店限定。地元の人に通信販売で送料を負担してもらうのが心苦しかった」とする。

 2食セットで1,500円。1食分として、麺(200グラム)、チャーシュー入りスープ、キムチ、ゴマ、刻みのりが入る。正純さんは「まだまだ食べたことがない人も多いと思う。大分を代表する一杯を味わってほしい」と呼び掛ける。

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