別府市の神楽女湖(かぐらめこ)でハナショウブが満開となっている。梅雨の晴れ間に白や紫の花を咲かせ、訪れた人の目を楽しませている。
約62万4000平方メートルの敷地に約80種・約1万5000株が植えられている。運営管理する志高湖管理事務所(TEL 0977-25-3601)によると全体の8割以上が開花しており、「まさに今が見頃」。
6月14日は薄日が差す中、家族連れやグループが観賞を楽しんだ。大分市から初めて訪れたという50代女性は「いろいろな色があってきれい。心も和む」と満足そうに話した。
開園時間は8時30分~18時(土曜・日曜は7時30分~18時30分)。入場無料(駐車場は320円~)。今月30日まで。恒例の鑑賞会は新型コロナウイルスの影響で昨年に続いて中止する。