世界的ファッションデザイナーのコシノジュンコさんが2月14日、大分県庁を訪れ、広瀬勝貞知事と面談した。
コシノさんは黒地に鋭角的な金色のデザインをあしらったスーツで来訪。4月15日から大分県立美術館OPAMで始まる展覧会・コシノジュンコ「原点から現点」(同実行委員会など主催)について説明した。
竹田市を拠点とする和太鼓パフォーマンス集団「DRUM TAO(ドラム タオ)」の衣装を手掛けたことから大分県との縁が生まれた。展覧会では、コシノさんの高校時代から現在までの活動の全貌を紹介する。
コシノさんは展示内容を説明した上で「ファッションは着ることだけではなく、何をするかが大切。その広さを見せたい」と解説。「ファッションショーを毎日開いているような形になる。子どもたちに見てほしい」と話した。
コシノさんによると、国内での展覧会開催は初。広瀬知事は「大分とのエキサイティングな出合いを存分に楽しみたい」と期待を寄せた。