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大分夏祭りの幕開け「長浜神社夏期大祭」-長浜小児童が作る「見立て細工」も

長浜祭、神楽の様子

長浜祭、神楽の様子

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 大分の長浜神社(大分市長浜町1、TEL 097-532-6452)で7月5日から市内最初の夏祭り、「長浜神社夏期大祭」が開かれる。

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 毎年梅雨の時期に開催され、別名「雨の長浜さま」と呼ばれ市民に親しまれている同祭。神社市場内の塩九升(じょくじょう)通りと長浜通りには多くの露天が並ぶ。名物は病気回復を祈願した「おみか」という女性が、病気が治ったお礼に神社に供えたことに由来する「おみか餅」(800円)。ネズミモチの木に3色の餅が飾られている。

昨年に続き、不用品などを使い何かに見立てて作る「風流見立て細工」は長浜小学校の児童を中心に永池通り東栄会が手伝って制作した。

同会会長の佐藤栄昭さんは「1年生~6年生までの児童が関わって制作した。地元の子どもがお祭りに参加してくれるのはうれしい。少しでも祭りのにぎわい、地域の活性化につながれば」と期待を寄せる。

「夏祭りは暑い夏を病気なく過ごしてほしいという願いも込められている。今年は土・日と休みが絡んでいるので、多くの方に参加してもらえれば」長浜神社の野田宮司。

長浜神社は1406年(応永13年)創建といわれ、鎮座600年を超える。5日は子供みこし、6日は本社みこし。神楽は3日間行われる。今月7日まで。

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