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別府のフリースペース、期間限定カフェに-北九州出身の男性が出店

8月1日にオープンした「Real Coffee」

8月1日にオープンした「Real Coffee」

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 目的に合わせて変化する別府の実験的フリースペース「PUNTO PRECOG(プントプレコグ)」(別府市元町3)が8月1日、カフェ「Real Coffee(リアルコーヒー)」として新たにオープンした。

手作業でコーヒーを淹れる店主の山本さん

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 同施設は2012年にオープン。これまで短い期間での店主を別府市周辺などで募集、運営していた。出店の業種はさまざまでカフェやパン店、アーティストの展示スペースなどに利用されていた。

 店舗面積は1階、2階とも約30平方メートル。席数は7席で、現在は1階しか使用していない。常時10種類以上の豆を常備し、メニューはコーヒーホット(300円)、アイス(350円)、黒糖SOYラテ(400円)、コーヒーカクテル(600円)などを用意する。

 公募により約4カ月の期間限定で店主となった山本太一郎さん(32)は北九州出身。大学卒業後は一般企業に就職し、退職後に自営で自動車販売業などをしていたが、コーヒー好きが高じて事業転換。2年前からコーヒーの移動販売を始めた。

 山本さんは「高校時代からコーヒーが好きで自分で入れていた。移動販売でも大分には頻繁に来ていたので、オープンすることができてうれしい。1杯ずつ、丁寧に入れた香り高いコーヒー『マイクロ・ブリュー・コーヒー』をぜひ味わってもらいたい」と来店を呼び掛ける。

 群馬県在住で西日本を中心に旅をしているという来店客の青木さん(32)は「前回来た時も違う店舗だった。変化があって面白い。また別府に来る機会があれば寄りたい」と話す。

 運営するプントの古原さんは「プントに関わるいろいろな業種の店舗が実際にお店を開業してつながってほしい。新たな文化の発信拠点としてお手伝いしていければ」と期待を寄せる。

 営業時間は16時~24時。

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