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別府の繁華街に「オニモンアイス」  作りたての「生アイス」販売

ストロベリーとミルクのダブル

ストロベリーとミルクのダブル

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 作りたてアイスクリームの専門店「オニモンアイス ONIMON ICECREAM」(別府市元町)が12月8日、別府市の繁華街にオープンした。

オニモンアイスのメニュー

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 「雪文(ユキモンアイスクリーム)」(北九州市八幡東区)創業者の池田興平さんがプロデュース。「でき立て、作りたての生アイス」を販売する。

 池田さんは多摩美術大(東京都)生だった際、付き添いで回ったアイス店巡りの旅で開眼。アイス作りの道を歩き始めた。大量生産で市販されている高級カップ商品の原材料を見て「これなら自分でもできる、自分の方ができると思い上がれた」と当時を振り返る。

 東京のジェラート専門店で修業し、レシピ、製造・販売、専用機器や設備導入、店舗展開などを学んだ後、2007(平成19)年に故郷で開業。13年かけてユキモンブランドを定着させ、2020年に事業を譲渡した。

 大分の知人との交流が深まる中、アートが盛んで海外から観光客が集まる別府の地域性に魅力を感じ、「ユキモンを超えるアイスを」と再出店を決めた。

 提供するのはミルク、ピスタチオ、ラムレーズン、ストロベリーと、入れ替え(月2回)メニューの5種。価格は、ミニ=300円、シングル=500円、ダブル=650円(12月中はオープン記念で600円)。

 厳選した生クリームの風味を立たせた「濃厚さ」が売り。「限られた材料の中でいかに最適な配合を見つけきるか。砂糖の量で変わる凝固点を究めながら、頭の中で絵を描いていくイメージ。全てはセンスと勘」と話す。

 風味と後味が特徴というピスタチオには、生豆を焙煎(ばいせん)し石臼でひいたオリジナルペーストを使う。ラムレーズンは「何回作ってもこれしかないという完璧」なレシピで提供。女性や子どもにも喜ばれるストロベリーも定番メニューに加えた。12月後半の新フレーバーは「和栗」。今後は安納芋、まっ茶などを予定する。

 「夜の来客数は想像以上」と池田さん。「別府の人はもちろん、外国人観光客にも食べてほしい。アイス文化を世界中の人に体験してもらえれば」と話す。

 営業時間は10時30分~23時30分(金曜・土曜は翌1時まで)。

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