3密を避けて新しい生活様式へ!

食べる 買う 暮らす・働く

別府駅市場に「山上流」総菜店復活 常連客が「名店の味と思い」受け継ぎ

「おかずやエール」のメンバー(左が加藤さん、左から3人目が今泉さん)

「おかずやエール」のメンバー(左が加藤さん、左から3人目が今泉さん)

  • 128

  •  

 JR別府駅高架下にある「べっぷ駅市場」に7月1日、総菜店「おかずやエール」(別府市秋葉町9、TEL 0977-26-6055)が開店した。50年以上にわたり地域に愛されながらやむなく閉店した「山上商店」の「おふくろの味」と意思を受け継いだ新たなメンバーが、店を切り盛りする。

べっぷ駅市場に復活した総菜店「おかずやエール」

 1968年(昭和43年)に創業した山上商店が店主の体調不良などで5月30日に閉店。地域住民から存続の声が上がる中、店の常連客でもあった団体役員の加藤千明さん(72)が「使命感を感じて」引き継いだ。

[広告]

 調理は県内のレストランで腕を振るってきた今泉佳子さんら女性3人が受け持つ。山上商店の「旬の素材を使う」「化学調味料は使わない」という信念を受け継ぎ、「おふくろの味」ともいえるきんぴらごぼう、切り干し大根、炊き込みご飯など20種類以上の惣菜を用意する。

 価格設定も「山上流」。白米のおにぎりは2個100円で、そのほか150円から250円という値付けで並べる。加藤さんは「500円あればご飯とおかずが食べられる」と話す。

 7月1日はかつての常連客やオープンを聞き付けた地域住民が続々と来店。およそ1カ月ぶりの再開に店内は活気であふれかえった。「待っていたよ」「また来るわね」などの声に今泉さんも「おいしいものをたくさん作って待っている」と喜んだ。

 地域住民を支え、応援できる場所にしたいと「エール」と名付けた。店の一角に「エールの縁側」を設け、休憩しながら食事ができるスペースも作った。引き継いだ理由の一つに「地域への感謝の気持ちを形にしたいという思いもあった」と加藤さん。「話をしながら買い物ができる場にしたい。来店時は気軽に声を掛けてほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は10時~18時。日曜、祝日定休。

ピックアップ

Stay at Home

大分経済新聞VOTE

大分県の1番の魅力は?