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別府市の「お面」並ぶ「酒井理容店」に併設バー つまみは店主父の作500点

「トラリズム」をオープンした学さん(右)と父の寅義さん

「トラリズム」をオープンした学さん(右)と父の寅義さん

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 流木などを用いて作った面が店内に隙間なく飾られていることで有名な別府市の「酒井理容店」が7月11日、隣接の店舗にギャラリー&バー「トラリズム」(別府市松原町、TEL 090-8395-3006)をオープンした。理髪店とはガラスの仕切りでつながっており、酒井寅義さん(84)の作品500点以上を眺めながら酒を楽しむことができる。

トラリズムの店内

 寅義さんは愛媛県出身。16歳の頃から大分市の理髪店で修業を積み、別府市で独立した。33歳の時に仏像の美しさに感動し独学で木彫りを始めて以来、50年以上にわたってオリジナルの手法で面などを作り続けている。毎朝近隣の砂浜に出向き、拾い集めてきたものを活用。材料を拾った瞬間にデザインのイメージを膨らませるのが楽しいという。

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 バーを開いたのは息子の酒井学さん(53)。会社員として福岡市で働いていたが「父の作品を別府の後世に残したい」と別府に戻り、昨年から個展を開くなどの活動を続けてきた。

 店はそうした作品を多くの人に見てもらおうと寅義さんの誕生日に開いた。壁に古い板を貼り付け、アンティーク調に仕上げ、カウンター3席、2人掛けのソファ1つという空間の至る所に作品や写真を飾り付けた。理髪店の面と合わせて寅義さんが歩んできた人生の一部を垣間見ることができる。

 飲み物はアルコール500円、ソフトドリンク300円、フード類200円。店内には学さんこだわりのジャズ、ソウル、レゲエが流れる。学さんは「父の作品を多くの人に知ってもらえたらうれしい。地域の活性化にもつながれば」。思わぬ誕生日プレゼントに寅義さんは「知らないうちにこんな空間ができていて驚いた。ここから見る作品もなかなか良いね」と笑顔。

 木曜~日曜営業(日曜は休みの場合あり)。営業時間は17時~23時。

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