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大分県立美術館が3周年 ポスター展に館内の「裏側」巡る限定企画も

過去3年間の企画展ポスター

過去3年間の企画展ポスター

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 大分県立美術館OPAM(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)で4月24日から「開館3周年記念イベント」が開かれる。

「くらべる美術」展観覧者に進呈するポストカード

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 2015年4月24日にオープンした同美術館。入場者数は初年度64万2,000人、2016年度43万4,000人で、2017年度は64万8,000人。今年4月24日までの累計数は約175万人を見込んでいる。一展覧会当たりの入場者数は「ジブリの大博覧会」(2017年)の19万4,564人が最多。2位は開館記念「モダン百花繚乱展」(2015年)の13万3,980人で、「進撃の巨人展」(同)が6万4,161人で続いている。

 イベントはポスター展、ポストカード進呈、当日限定のワークショップなど。「3年間の感謝の気持ちを込めて、スタッフの手作りで実施する」と渡辺修武副館長。

 24日の限定企画は「教育普及」「学芸」「施設管理」をテーマに時間帯を分けて行う。10時10分からの「朝のおとなの1010(てんてん)講座」(無料)は、教育普及グループリーダーの榎本寿紀さんが担当。「祝・OPAM3周年記念 身体で視る。触ってみる。」として、天井に使われている板、エスカレーターの部品など建築資材の造形を楽しみながら館内を巡る。

 14時からは加藤康彦副館長がポスター展と3階のコレクション展示室で開かれている「コレクション展Ⅰ くらべる美術」を解説(要観覧券)。17時30分から行う「今宵だけ!夜な夜な3周年特別バージョン@バックヤード編」(無料)では、施設管理担当の太田誠さんが地下の免震構造、屋上のソーラーパネルなど、普段は目にすることのない「裏側」を案内する。いずれも申し込み不要で当日参加可能。

 このほか30日まで、1階のアトリウムで過去の企画展ポスター17点を展示、「くらべる美術」観覧者にはポストカード1枚を進呈する。

 渡辺副館長は「美術館になじみがなくても楽しめる企画を用意したので気軽に足を運んでほしい。季節も良いのでぶらりと立ち寄ってポスターを見てもらえれば」と呼び掛ける。

 開館時間は10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。「コレクション展Ⅰ くらべる美術」の観覧料は一般=300円、大学・高校生=200円、中学生以下無料。

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