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大分市の萬弘寺で恒例の物々交換 暗闇に「かえんかえ~」の合言葉

暗闇の中で行われた「萬弘寺の市」の「物々交換」

暗闇の中で行われた「萬弘寺の市」の「物々交換」

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 大分市の萬弘寺(大分市坂ノ市)で5月19日4時から、1400年以上続く「萬弘寺の市」恒例の「物々交換」が行われた。主催は萬弘寺の市保存会(TEL 097-592-5007)。

仮装姿で参加する保存会メンバー

 会場には大きな袋や段ボール箱を抱えた参加者が来場。夜明け前の暗い中で開会式を開き、保存会の高森紀郎会長が「相手との会話の中に笑いが起きる交換を楽しんでほしい」とあいさつ。保存会メンバーが仮装姿で「せごどん」の寸劇を演じた後、花火を合図に交換が始まった。

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 参加者は、家から持ち寄った野菜、果物、酒、手作りの菓子や雑貨などを手に「換(か)えんかえー」の掛け声とともに相手探し。それぞれが互いに品定めしながら笑顔で交換を楽しんだ。

 大分市下郡の渡来昇真君(小6)と妹の怜奈さん(小3)は用意してきた菓子をキャラクターグッズやフライパンなどと交換して「欲しいものと換えられた。声を掛けるのも楽しかった」と満足そうに話した。20日9時からは小学生以下を対象とした「こども物々交換」も実施する。

 「萬弘寺の市」は、同寺の観世音菩薩(ぼさつ)の縁日に当たる5月18日から24日までの7日間行われる。同寺横の広場などで「一人一役住民総参加」を掲げてさまざまなイベントを開催する。地元民によるステージや各種サークルによる出し物など約70のイベントに坂ノ市地域内外の約3,300人が出演する。

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