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大分県立美術館のカフェ&ショップが新商品 春を機に刷新

カフェ・シャリテの「豊後牛の特製ピラフビーフ」

カフェ・シャリテの「豊後牛の特製ピラフビーフ」

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 大分県立美術館OPAM(大分市寿町2、TEL 097-533-4500)の「café Charité(カフェ・シャリテ)」と「オーパムミュージアムショップ」が4月から、新商品の提供を開始した。

レイアウトを大幅変更したミュージアムショップ

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 カフェ・シャリテは同美術館2階にあるレストランで「博愛会地域総合支援センター」(大分市金池南1)が運営。久住高原の自社農園で育てた野菜や豊後牛を使った料理、紙の管を使った独創的なインテリア、知的障がい者による真っすぐな接客が特徴という。席数は60。

 新年度を機に、同美術館で開かれる展示会に合わせて期間限定メニューを提供するサービスを開始した。第1弾は「改組 新 第4回 日展 大分展」(4月5日~5月6日)にちなんだ「豊後牛の特製ピラフビーフ」(久住高原サラダ付き、1,814円)と「シャリテ・コーヒーパフェ」(702円)。

 「豊後牛ー」は、バターライスと新鮮野菜のピラフに「おおいた豊後牛」の高級部位「頂」を盛り付けた。同店を管理する釘宮慶太さん(36)は「味わいはもちろん、肉の品質を考えるとお得感もたっぷり」と話す。パフェは、オリジナルブレンドコーヒー豆で作ったコーヒーゼリーに濃厚な「クレミア」ソフトクリームをのせた「大人のためのぜいたくな一品」

 このほか、日展のテーマカラーの「赤」にちなんで安心院産赤ワインを100円引き(594円)で提供。同展の当日チケットを提示すると、セットメニューなども100円引きとなる。「メニューは開かれた美術館を意識した。気軽にふらっと立ち寄ってほしい」と釘宮さん。

 1階のミュージアムショップは、レイアウトをがらりと変え「アーティスト」「豊後絞」「書籍」「和物」「染め物」のコーナーを新設した。

 「アーティスト」コーナーは定期的に入れ替える予定で、初回は印象派の画家「クロード・モネ」の関連グッズを並べた。同店スタッフの荒木真弓さんによると、入り口すぐ右手に設置したこともあり、立ち止まって品定めする人も多く、「一筆せん」(432円)、ペンシルポーチ(1,512円)などがよく売れる」

 外国人客には「和物」のエコバッグ(1,404円)、「豊後絞」「染め物」の手拭い(1,620円~)のほか、定番のポストカード(200円)や「OPAM」のオリジナルグッズが人気という。

 荒木さんは「県の美術館なので県外はもちろん、世界中からお客さんが訪れる。大分のいろいろな作品を選んで並べ、広く発信していきたい」と話す。

 営業時間は、カフェ・シャリテ=11時~17時、ミュージアムショップ=10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。カフェ、ショップともに今後は無休で営業する。

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