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雲と霧と湯煙と 別府市の鉄輪温泉がふんわり白く

梅雨空に湯煙が溶け込む(別府市鉄輪で、6月15日6時52分撮影)

梅雨空に湯煙が溶け込む(別府市鉄輪で、6月15日6時52分撮影)

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 梅雨時期の別府市の鉄輪温泉で、立ち上る湯煙が雲と霧と溶け合うシーンが広がっている。

湯煙立ち上る別府(遠景)

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 湯煙は、温泉蒸気が細かい水滴に凝縮した状態をいう。湿度が高いと蒸発が遅くなることから、曇りの日の朝などはよく見える。随所に湯煙が見られる鉄輪温泉と明礬(みょうばん)温泉の景観は、2012(平成24)年に「別府の湯けむり・温泉地景観」として国の重要文化的景観に選定されている。

 6月15日の別府市は、朝から曇り空に霧が立ち込める天候となった。鉄輪温泉では湯煙がモウモウと立ち上り、湯けむり展望台(別府市鉄輪東)付近からは温泉街が白く包まれる光景が見られた。

 大分市から観光で訪れたという40代男性は、スマホで写真を撮影しながら「ここまで白いと幻想的。晴れた日もう一度来て比べたい」と話していた。

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