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大分市のまちなかで新春イベント続々 雪遊びや餅まきでにぎわう

大勢の市民らでにぎわった餅まき大会

大勢の市民らでにぎわった餅まき大会

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 大分市中心部の商店街で1月2日、新春の幕開けを飾るさまざまなイベントが開かれた。

滑り台でそりを楽しむ親子

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 5商店街と2大型商業施設による新春初売り企画「THE まちなかバーゲン」の一環。トキハ本店をはじめ各商店街の初売りに合わせ、ふないアクアパークで「まちなかちびっこ雪まつり」、セントポルタ中央町とガレリア竹町で餅まき大会などを行った。

 小学生以下の子どもを対象とした雪まつりは初開催。公園内の水を抜き、長さ10メートルのビニール製の滑り台と遊び場を用意した。人工降雪機を使って約4トンの氷を雪にして一面に降らせた。11時の開場とともに待ちかねていた親子約50人が広場に入り、小さな雪だるまを作ったりトンネルを掘ったりと、思い思いに雪遊びを楽しんだ。

 市内から親子3人で来場した藤井義久さん(39)は、長男の璃久(あきひさ)ちゃん(2)と一緒に滑り台でそりを楽しんだ。「街中の雪は珍しい。子どもも雪をさわるのは初めてだったのでいい体験ができた」と笑顔で話す。

 商店街ではセントポルタ中央町が恒例の餅まきを実施。正午に甘酒500杯を振る舞った後、ヤノメガネ中央店前に専用の台を組み上げ、13時と15時の2回に分けて1500個ずつをまいた。

 13時の回では、大分市商店街連合会の矢野利幸会長、同市中央町商店街振興組合の小橋雅治理事長らが台上であいさつ。餅を投げ始めると、詰め掛けた市民から「理事長、こっち、こっち」などの声が飛び交い、競い合って餅を取り合う姿が見られた。

 大分都心まちづくり委員会バーゲン部会長の安達了剛さんは「イベントにたくさんの人が来てくれてうれしい。いい感じで回遊性が高まっていると思う」と話す。

 3日は、10時からガレリア竹町ドーム広場で「スペシャルまちなか福袋」を販売する。

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